会社概要

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創業40周年を迎えてのご挨拶

〜由井通信のDNAは受け継がれ、歩み続ける〜

創業者書
 由井通信は昭和53年、旧電々公社職員でありました由井邦彦によって東京府中市で創業された電気通信設備工事会社です。公社という安定した組織を飛び出して、自ら、ゼロから起業した、そのエネルギー、そして“起業”という言葉すら存在しなかった当時の社会・雇用情勢に思いを寄せますと、その「勇気と未来への洞察力」には頭が下がる思いが致します。

 その後、通信の自由化が一気に進み、創業者の思惑通りに通信エンジニアリング業界は拡大の一途を辿り、並行して私達の業容も拡大して参りました。特に、当時の固い系列の中、限られた枠組の中で事業を行うということが当然であった時代に、新しい方法を模索し、時に異端児扱いを受けながらも、その枠や様々な壁を乗り越え、貪欲に事業を拡げて参りました。そして、お客さまの暖かいご支援と、優れた社員の貢献もあり、業界内において一目を置かれる存在にまで成長することが出来ました。

 今世紀に入りますと、由井通信は、経営形態、経営体制などの度重なる変更を経ていきますが、それは、同時に人材流出、経営基盤の弱体化など、まさに、試練とも言える時代でもありました。しかしそれは、由井で学び、由井で育った多くの仲間たちが、この業界内でそれぞれのプレゼンスを示されることに繋がっていく契機ともなり、私達由井通信にとって、大いなる自慢、そして喜びであります。

 今や市場・経営環境は激変致しました。IoTに代表されますように、“通信”は様々な人・モノを結ぶのみではなく、制御やデータの蓄積などを通じ、さらに大きなビジネスを生み出すという、社会の中心インフラとして一層大きな存在なっております。そこには多くのチャンスや困難な課題もあろうかと思いますが、私達は、「創業者精神」をしっかりと受け継ぎ、「勇気と未来への洞察力」、そして社訓である「努力」という言葉を忘れず、怯むことなく、これからも新たな時代に向かって進んで参りたいと決意しております。

由井通信株式会社
代表取締役社長 木内久雄